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2008年 09月 10日
山野や沢を歩いていると、いろいろな動物の足跡に気づく。彼らの中には、沢沿いや人のつくった林道沿いに歩いたりするものも多く、足跡が点々と続いていることもよくある。また、横切っている場合も多く、目立たないように行動しているのだろうか。
北海道で化石採集をしている時、一番よく目にするのは、エゾシカの足跡だ。数頭の群れで移動したと思われるほどの足跡が、川原に残されていたり、1頭の足跡が、ずっと続いていたりする。時には、スリップしたと思われるものもあり、思わずニヤリとしたこともあった。 3番目に目にすることが多いのは、キタキツネの足跡だ。体重が軽いので、雪上では、たくさん発見できるが、雪のない時期には、軟らかい泥の上に残されているものに気づくことが多い。左画像は乱れているが、足跡が一直線に並んでいると、彼らのものであることが、すぐに分かる。 泥の上には、鳥の足跡がよく残されている。また、クマの足跡には、数度遭遇しただけである。その他、イタチの仲間やアライグマらしき足跡にもよく出会うが、私の鑑定眼では、同定には及びもしない。 2番目に多い足跡が抜けていた。山野や沢で、エゾシカに次ぐ頻度で出会う動物の足跡は何だろうか?聡明な皆さまなら、お気づきのことだと思う。 そう!2番目に多いのは、ヒトの足跡である。
by fossil1129
| 2008-09-10 21:09
| 自然の中で
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Comments(2)
Commented
by
仙人
at 2008-09-11 00:49
x
思わずニヤリとしてしまうオチですね!
こんだけ入ってりゃあなぁ、といったところでしょうか? その足跡がすべてかき消された時が狙い目なんでしょうね!
Commented
by
fossil1129 at 2008-09-11 21:05
仙人さんにはお見通しのオチだったでしょう。
(/ω\) テレ 足跡が付けられる前に 沢に入りたいものです。
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