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2006年 01月 11日
シルル紀、デボン紀と、自分でも訳の分からないまま古生代シリーズを展開してきたが、石炭紀の化石産地を訪れたことはない。
デボン紀だって、岐阜県福地で一日、採集だけで、変に結晶したサンゴ化石を持ち帰ったに過ぎない。庭に転がっているその石の風化面を撮影したが、全く何がなんだか、分からない状態だった。 ここまで来ると、あとはペルム紀。 いきなり三葉虫だが……。 ▲Pseudophillipsia sp. 実は、この岩手県陸前高田市産シュードフィリップシアの尾板も、いただきものだ。近畿地学会の総会の際の標本交換会用にニャロメ氏が提供して下さった化石なのだ。三葉虫つながりということで、シリーズトップに登場させた。 「いやいやペルム紀」とタイトルをつけるくらい、この時代の化石を私は持っていないのだ。
by fossil1129
| 2006-01-11 21:33
| 想い出深い化石
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Comments(4)
やはり、国産の三葉虫で完全体のものはなかなか出ないのでしょうか?
色々なHP等で閲覧できる三葉虫も完全体のものは少ないですよね。 日本列島では地殻変動?などの影響で古生代の地質は様々な力を受けているという事なのでしょうか? (いい加減な事言って申し訳ありません) モロッコ産の三葉虫など見ていると、複眼が完全に残っていたり、触角が残っていたりと、どう見ても複製品(作り物)にしか見えないような素晴らしい保存状態ですよね。やはり大陸は凄いのか... でも国産のが化石らしいですけどね。
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by
fossil1129 at 2006-01-11 23:33
完全体は、三葉虫好きには、あこがれみたいですね。
私は、そんなもの狙ったことさえありません……。 関西圏にいると、とりあえず、部品だけでも難しい化石なんですから。 (x_x;)シュン
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by
ニャロメ
at 2006-01-26 23:24
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突然お邪魔します。近畿地学会所属千葉県のMです。
SKさんのHPにリンクさせていただき、貴ブログを知りました。 化石への情熱がひしひしと伝わってきます。 いきなり私が提供した標本を載せていただいて恐縮です。 北上ではペルム紀の化石たくさん採れますよ。三葉虫も。 でも完全体はなかなか厳しいです。 外国でも完全体というのはそう簡単には出ないらしいです。 絶対的な産出量が違うのでしょうか。 あと下に出ているデボン紀の三葉虫はライノファコプス・シゾロマだと思います。
Commented
by
fossil1129 at 2006-01-27 21:56
ニャロメさん、コメント、ビックリするとともに、とってもうれしかったです。
『痕跡』編集担当時は、ワクワクする記事を投稿していただきましたし、交換会では東北の化石を提供して下さいました。 本当にありがとうございました。 ホームページもアップされていたので、拝見いたしました。 BBSにも、おじゃましますので、よろしくお願いします。
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