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みなさまのおかげで、何とか開設18周年を迎え、19年目に突入しました。超マンネリの上、皆さんの軸足がSNSに移行しています。私もSNSで記事を書いていますが、原点のブログの方も、ぼちぼちやっていきたいと思っています。
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2016年 02月 13日
ハウエリシリーズ第2弾は、北海道から関西へとぐ~~んと南下する。
私が、初めてハウエリセラスというアンモナイトを採ったのは、和歌山県有田川町にある鳥屋城山麓だ。国道のバイパス工事で、外和泉層群鳥屋城層(カンパニアン下部)の含化石層を重機が崩している現場でのことだ。 最初に見つけたのは、母岩に生で入っている個体なので、気房部は押しつぶされて紙のようにペッチャンコだった。だが、平滑な殻表面、広めのヘソ。そして、特徴的なキール。 「ハウエリやん!」 和歌山県で、北海道と同じアンモナイトと出会えたことに、大感動した。そして、その後、ノジュールinの個体も採集することができて、さらに感動は深まった。 さらに驚いたのが、淡路島の和泉層群北阿万累層(マーストリヒティアン)でのハウエリの発見。 広大な採石場の一角で、小さなノジュールをコツンと割ると、小さなアンモナイトが出てきた。平滑な殻表、広めのヘソ、キールも見えている。 「お!ハウエリや」 同行者は、 「ゼランでしょう」 と言ったが、持ち帰ってツンツンしてみると、やはりハウエリだった。大阪の和泉層群でも見つかっているが、パキディスカス アワジエンシスと同じ層から産出しているので、こちらはカンパニアンが二次堆積したものといわれている。 そうなると、下画像のちいさな個体が、日本で一番最後まで生き残ったハウエリということになる。 あ、我が家のハウエリシリーズは、もう一話、番外編をアップする予定だ。
by fossil1129
| 2016-02-13 17:44
| 想い出深い化石
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Comments(4)
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motoronron at 2016-02-13 18:52
どうもばてす(+∀+)!!
南下...が、そこまで南下するとは思わなかったです〜(笑)。 ハウエリセラスは特徴がはっきりしているので、 ドシロートのワタクシにも比較的わかりやすい種です。 マストを生きていたハウエリさんイイですね〜(+∀+)。。。
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fossil1129 at 2016-02-13 20:17
motoronronさん
激南下でしょ(笑) 和歌山のは、ハウエリセラス アングスタム(Hauericeras angustum) とされていますが、淡路の標本は、幼殻のため、種レベルの同定は、分かりません。 といっても、特徴のないアンモなので、みんなアングスタムにされそうです(笑)
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アルビアン
at 2016-02-14 14:25
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素晴らしいですね、マストリのハウエリは
北海道におりますと、ハウエリはサント~カンパだと コニアシからもと色々聴きますが、実際に見た事が ありませんでした。 マストリもです。
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fossil1129 at 2016-02-14 17:15
アルビアンさん
成年殻なら、オモシロかったのですが、 お子ちゃまで残念でした。 コニアのハウエリってレアなんですか。 小さなものにも気をつけて見ていきたいです。
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