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2014年 01月 08日
「初クリ」で、頭足類の小さな顎器の剖出中の画像を紹介した。この顎器は、二枚一組で構成され、上顎をトンビ、下顎をカラス、併せてカラストンビと呼ばれている。
先日の顎器のクリーニングがほぼ終わったので、別個体のものと並べて撮影してみた(どちらも、H別サントニアンのdeep red沢産)。 画像左側は別個体、右側が剖出を終えたもの。角度を変えて撮影したつもりだが、左側個体は、ほとんど一緒(笑)おまけに赤矢印↑の部分は、採集時に欠損してしまっている。 表面に同心円状の装飾がある左側と、つるりとした右側は、それぞれ全く違うグループの顎器だと思われる。 どちらも下顎(カラス)で、尖った部分が上になるように表示している。カラスの化石はいくつか採集した経験はあるが、この内側にはまりこむ細長いフォルムの上顎(トンビ)は、採集したことがない。 第三段階の自室から他のカラストンビを探して比較するには、もう少し時間が必要だ(爆爆)
by fossil1129
| 2014-01-08 20:54
| 想い出深い化石
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Comments(14)
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化石大臣
at 2014-01-08 21:22
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顎器も完全な物は探すとあまりないですよね。
また、不思議とサントニアンではよく見るのに、チューロではほとんど見ない気がします。 種によって残りやすさが違ったのか… 考えてみると結構分からないことが多いですね。
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kurosionoumiyam
at 2014-01-09 00:12
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この標本は、立体的に保存されているのでわかりやすいですね。
よく探せば結構見つかるのですが、潰れていれば2枚貝にそっくり、 ぺっちゃんこならほぼ2枚貝とし、無視されるかも・・・、 化石山でも見つかりますが、いくつかのタイプがあるみたいですね。
現生から推測すると、アンモナイトのカラストンビも殻に比べると、かなり柔らかかったと思うので砕けてしまったのが多いのでしょうか?
エビの脱皮殻並みの硬度でしょうか... 先日fossilさんに言われて、あの和泉の顎器?の存在を全く忘れているのに気付き、久々に引っ張り出して眺めてみましたが... 15cm、でか過ぎます。 ホントの正体が知りたいです。
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じゅりあ
at 2014-01-09 08:13
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おう、顎器~♪
アンモとセットならわかりやすいのにね。
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ZX9-R
at 2014-01-09 17:48
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昨年、初めて顎器を認識できたレベルなので、とも比較までは出来ません。違いまで見分けられるとは流石ですね。ぜひ比較標本を自室から発掘してください(笑)
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もとろん
at 2014-01-09 19:20
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どっもで〜す(+∀+)!!!烏鳶鳥蔦屋!!
クチバシ系は採取当初から気にしていたので、手元に結構な数があるのですが...先日の再チェックで思ったより完全体が少ないのが分かりカナシーでした(+∀+;)。これからも、いろんな種類を集めてみたいと思ってます〜。
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fossil1129 at 2014-01-09 19:36
化石大臣さん
自宅に少ししかない顎器は、そういえばサントニアンのものばかりです。 死後、浮遊する殻とそこから脱落してしまう軟体部が違う場所で化石化するからでしょうか。 でも、住房部を壊してみたら、案外、出てくるのかもしれませんね。 上顎が少ないのも大きな謎の1つです。
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fossil1129 at 2014-01-09 19:47
kurosionoumiyamさん
化石山からも採集されているんですね。(・`д´・;)ス、スゴイ… そういえば、やっぱりサントニアンですね。 大臣さんのコメントと併せて読むと、おもしろいですね。 関西でもノジュール・インなら立体的に保存されていることでしょう。
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fossil1129 at 2014-01-09 19:55
仙人さん
アンモナイトの生態は、科や属によってかなり多様に分化していたと想像できそうです。 食性もかなりの差異があったことでしょう。 微細なものや柔らかいものを食べているものの顎器は、 小さくて軟弱だったに違いありません。 死後、軟体部は脱落しやすいし、死殻浮遊する螺巻とは違うところで化石化したのでしょう。 和泉の巨大顎器?に関わって、おもしろいネタをそのうち提供いたします。 少しのんびりとお待ち下さい。
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fossil1129 at 2014-01-09 19:57
じゅりあさんのコメントはシンプルで、d(-_^)good!!です。
100個ツブしたら、中から1つぐらいは出てくるかもしれませんね。
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fossil1129 at 2014-01-09 20:04
ZX9-Rさん
私も、カラストンビ初心者です(*^.^*)エヘッ 表面の差異は、小学生が見ても分かる状態です。 コレオイド型・アナプチクス型・アプチクス型・リンコアプチクス型と4タイプ集めたいものです。
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fossil1129 at 2014-01-09 20:07
さすが、もとろんさんの目は鋭いですね。
私は、多分、両手でおつりがくるぐらいしか持っていません。 きっと気づかずに大量破壊しているのだと情けなくなります。 明らかに違うというタイプ、そして上顎のげっちょが、当面の目標です。
珍味のタコトンビを食べると、しっかりしたボール状の筋肉玉のなかに、1セットで入っているのに、
アンモの化石では下顎だけが頻繁に見つかるのは不思議ですね。どんな形をしていたのでしょうか???
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fossil1129 at 2014-01-10 21:05
もーりんさん
化石を始めてから、現生頭足類の顎器をしげしげと見た記憶がありません。 生でなくても、珍味からげっちょする方法があったんですね。 私、下の論文、ぼちぼち読んでみます。 蟹江 康光(1982)現生頭足類顎器との比較研究によるテトラゴニテス科アンモナイトの顎器 http://ci.nii.ac.jp/els/110002703136.pdf?id=ART0002982094&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1389355213&cp=
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