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2012年 09月 04日
北巡検から帰って、最初にクリーニングした化石は、謎の頭足類・ナエフィアである。一番、気になったのが、この化石だからだ。
これまで、5~6段のものは採集したことはあるが、こんなに段数の多いものは初めてだった。全体で15.5段、全長は44mm。小畠郁生氏の「白亜紀の自然史」によると、成殻でも隔壁数は少なくても18、錐殻の長さは5cm以下だそうだ。 上の記述からすると、私が得たナエフィアは、先端が擦れて失われていることを考えると、ほぼ成殻なのであろう。O平、K別、H幌では珍しい化石ではないようだが、最大級に近いものなら興奮する(笑) この日、別個体も採集したので、拡大して観察してみた。下画像のように連室細管が隔壁につながる“隔壁襟”の部分が残っていた。 研究者が精力的に観察しても、残っていなかった連室細管を見つけられないか、私もこの別個体を切断してみた。 やっぱり、連室細管は出てこなかった(笑)
by fossil1129
| 2012-09-04 19:17
| 想い出深い化石
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Comments(14)
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ZX9-R
at 2012-09-04 19:30
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あのナエフィアはそんなに大物でしたか。できればアンモで同じような収穫があれば良かったのですが。来年に向けて、産地の視察を進めておきますね(^-^)/
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アルビアン
at 2012-09-04 20:59
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こんばんは(^○^)ありゃ素晴らしい段数です。まけました(^_-)沢山採集できますが、段数が今一でした、あのリンゴ型、ダルマ落としみたいな感じですね、大切な標本になります。あー、秋に羽幌計画ありまして、段数頑張ります。(^○^)
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apogon2
at 2012-09-04 22:09
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素晴らしい標本になりましたね。なんでも沢山採取出来るそうですが、こんな綺麗なものはあまり無いのでしょうね。
私はフィールドではまだ見たことがありません。きっと異常巻きや植物かなにかと勘違いして放ってしまっているのでしょうね_| ̄|○。
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ニャロメ
at 2012-09-04 22:47
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これまた素晴らしいではないですか!
今回の成果は雨にも負けずバッチリですね~!!
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fossil1129 at 2012-09-05 19:11
ZX9-Rさん
おかげさまでニンマリすることができました。 頭足類大好きな私なので、 カラストンビとか別のイカっぽい化石とかでも 大喜びします。
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fossil1129 at 2012-09-05 19:12
アルビアンさん、
先っぽがノジュールの中に入っていたら、 ほぼ完品だったのだけが、心残りです。 秋巡検では、スカイツリーみたいなのを 採集してください。
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fossil1129 at 2012-09-05 19:15
apogon2さん
道北の産地では、それなりに採れる化石です。 数段のものは、私でさえいくつか採っていますから。 先端まであるやつが欲しいですね。 N.matsumotoiの殻頂の角度が30°ということなので 殻頂でそれがわかる標本が、次の目標です。
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fossil1129 at 2012-09-05 19:17
ニャロメさん
よく出る化石なのですが この段数がうれしい限りです。 ナエフィアの謎に迫る標本に出会えれば、いいなぁ。
上画像を見ると、あまり膨らみが無くてツルッとした感じですが、一つの巻きを見ると、結構膨らんでいるんですね。
勉強不足ですが、この化石はこちらで初めて知りました。
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化石大臣
at 2012-09-05 23:32
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こんなに長いものは初めて見ました。
普通はせいぜい数段ですよね。 なぜか、ナエフェアは今までイカの骨(?)と思っていました。 べレムナイトとごっちゃになっていたようです(^^;)ゞ
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motoronron at 2012-09-06 01:02
どもです〜(+∀+)!!!
ナエフィア...随分前に...一度見た事がある様な気がするのですが...。 持ち帰らなかったような...(汗)見間違えであって欲しいです(涙)。 うぅ、見れば見る程、似て見えます...。
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fossil1129 at 2012-09-06 18:23
仙人さん
上画像は、多分、背面観です。 私の説明不足で申し訳ありませんが、 下画像は、幼殻側から見た隔壁です。 リンゴの軸のように見えるのが、隔壁襟です。 訳の分からない化石です。
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fossil1129 at 2012-09-06 18:30
化石大臣さん
軟体内にあったものらしいですが、 その軟体部は、一切、正体不明です。 微細構造の研究から、 トグロコウイカ、ベレムナイト、オーラコセラス、フラグモチューテスなどとの間には、 基本的な相違がないそうです。
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fossil1129 at 2012-09-06 18:35
motoronronさん
K丹別以北では、結構、出会えるので すぐにお持ち帰りできますよ。 何せ、2人分の目で見るのですから。 あ、イモウトサンもおられるので3人分ですね。
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