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2011年 04月 16日
四国メンバーとの合同巡検から、ちょうど1週間。
立川層で採集していたメンバーから、 「そろそろ終わろうか!」 と声をかけられて、下部羽ノ浦層で採集していたメンバーも、沢を下りはじめた。その時、四国からの参加者の1人が、何かおっしゃっているので、とりついていた巨大な母岩を見に行った。 すると、そこには大きなネイシアの雌型が張り付いていた。 「この反対側は?」 とみんなで聞いたが、見あたらなかったという。 「でも、こんなのを採りました」 というので、見せていただいた。すると、下画像のような立派なネイシアだったのでビックリ。思わず、声を上げてしまった。 ネイシアは、イタヤガイ科に属し、強い放射肋と、前耳と後翼が特徴的だ。田代正之氏の日本産白亜系二枚貝化石図鑑の表紙を飾るほどの存在感のある二枚貝だ。
by fossil1129
| 2011-04-16 18:55
| 化石と私
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Comments(6)
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goodnodule
at 2011-04-16 19:58
x
これですか。。。素晴らしいネイシアが出たと言われてた奴ですね。なかなか産出しないレアな化石のようですね。採集された方も凄い方ですが。。。いろいろ教授いただきたいと思ってます。特に異常巻きアンモの事を淡路と四国でコラボ出来たらと思ってます。
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apogon2
at 2011-04-16 22:01
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この放射肋がかっこいいですね。
やはり沢山の方達と採集にいかれると自分の採取したものだけではなく、他の方の採取したものがみられるし、かついろいろ勉強になるのしょうね。 何と言ったってわいわいがやがや、楽しそうです^^。
私もいまだ手に入れていない化石です。
立派な雌型や巨大な硬い岩の表面に張り付いている完全体は目にしましたが... かの地ではホントまともなものが手に入りません...
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fossil1129 at 2011-04-17 07:53
goodnoduleさん、
H氏ですね。黙々と採集しておられました。 ネイシアは大きな二枚貝なので、 なかなか全体像の分かる化石が少ないようです。 淡路と四国の上部白亜系の比較・検討が進めばいいですね。
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fossil1129 at 2011-04-17 07:56
apogon2さん、
みんなで採集するとワイワイガヤガヤとしゃべりながらやるので 賑やかで、楽しいです。 他の方の採集されたものも見られて勉強になるのですが 悔しさも募ります。 でも、次へのモチベーションになります(笑)
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fossil1129 at 2011-04-17 07:59
仙人さん、
強い放射状の一次肋がカッコイイですね。 これに前耳と後翼が残っていれば最高です。 ぜひとも採集したい化石のひとつですが、 よく産出するプテリネラでさえ、完全体は困難です。
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