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2011年 03月 08日
のっけからギャル文字で申し訳ない。
木へんに春と書く椿の花は、今が盛りだ。 ツバキの仲間は、黒潮洗う西日本の沿岸部を中心に分布する照葉樹林の構成メンバーのひとつだ。葉の表面がツルツル・テカテカと光るので、この名前をつけられた。シイ・カシ類、クスノキやタブなどとともにうっそうと茂る林を形成するのだ。 野生種は、ヤブツバキと呼ばれるが、これをもとに様々な園芸種が生み出され、日本の庭園を彩ってきた。 左画像は、通勤で往復する峠道沿いにあるツバキの群落だ。多分、人工的に植えられたものだろう。かなり遠目だが、赤い花が無数に咲いているのが、運転しながらでもよく分かった。車を停め、カメラのファインダー越しに見てみると、レースのカーテンのように枯れた蔓に覆われているのに気づいた。 夏~秋、クズに覆われても、冬~春にかけて花を咲かせる逞しい木だ。
by fossil1129
| 2011-03-08 20:31
| 自然の中で
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Comments(4)
へ~っ、こんな大きな群落が!
どの辺なんでしょうか? 結構走り回っているのですが、気付いていません。
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apogon2
at 2011-03-09 15:13
x
凄いですね。
椿の木の上にびっしりとクズが・・ これじゃぁ少々風が吹いたくらいじゃ椿の木、びくともしないですね(笑)。 侵略しているのか、守っているのか、クズとしては微妙な立場ですね^^;。
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fossil1129 at 2011-03-09 20:18
仙人さん、
麓にある大学の入口から1.7kmあたりの左側です。 不法投棄防止フェンスの奧には この群落へと続く小径があります。
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fossil1129 at 2011-03-09 20:25
apogon2さん、
クズの生命力の旺盛さを知っているつもりでしたが、 ツバキの生命力の強さを改めて感じることができました。 元々照葉樹林の鬱蒼とした林床から育つ強さを持っているからこそ、 こんな状況でも生きていけるのでしょうね。
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