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2006年 06月 29日
昨日アップした名南風鼻(なばえばな)海岸画像をご覧いただきたい。左側から画像中央の岩に向かって低く連なっているのが鳥の巣石灰岩の層だ。この母岩に入っている化石は、ほとんどが六放サンゴ(六射サンゴとも言われる)だ。古生代で絶滅した四放サンゴに代わって、中生代になってから登場したグループだ。
体軸から放射状に伸びる隔壁の構造から、四放サンゴ、六放サンゴと名づけられ、分類されている。鳥の巣石灰岩の研磨標本は、goodnoduleさんのブログ画像をご参考にしていただきたい。また、鳥の巣石灰岩についても、同じ記事に詳しく解説があるので、参考にされたい。 goodnoduleさんのブログ画像と同じような群体の風化面が浮き出ていた。
by fossil1129
| 2006-06-29 20:06
| 化石と私
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Comments(2)
Commented
by
goodnodule
at 2006-06-29 22:24
x
ほんと同じ石ですね。鳥の巣石灰岩もシルル紀の層、白亜紀前期の近くにあるとは、四国の地質の縮図を見る感じですね。。。。面白いとこです。
Commented
by
fossil1129 at 2006-06-29 22:40
言われたら、確かに四国の縮図!ですね> goodnoduleさん。
地帯として同じカテゴリーに入れてしまう 地学屋さんの発想を出発点として、 さらに詳しく研究していきたいものです。
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