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みなさまのおかげで、何とか開設18周年を迎え、19年目に突入しました。超マンネリの上、皆さんの軸足がSNSに移行しています。私もSNSで記事を書いていますが、原点のブログの方も、ぼちぼちやっていきたいと思っています。
6130日連続アップを達成しました。 現在再開後311日連続アップです。 これからもご笑読、お願いします。 連続断酒記録更新中 本日で ノンアル 1094日 <ふぉっしる1129のブログ>に遊びに来て下さった方の数 北の夢想科学小説 『天・地・水・命』 -自然の恵み- 日本産白亜系二枚貝化石図鑑 化石採集記+α 石になる地のふしぎ キタカミ徒然/ボヘミやんの採集日記 海遊び山遊び 北の大地 アンモの欠片 北海道 @アンモナイト日記 化石のはなし macrowavecat現像室 my earth my world INTO THE NATURE 石拾いの日記 山岳、地学、時々音楽 アンモナイトとニッポニテスの部屋 化石初学者、ベルーガ アンモナイト王国~北海道の石たち~ ムササビ観察日記 化石のカケラ?うみさんぽ 異常巻きアンモナイト3D化石図鑑 ニッポノポンの化石ブログ kulifのブログ 最新のコメント
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2018年 10月 11日
6週間『入院』していた相棒“Weiß Wald"君の修理について、保険会社の担当さんから電話が入った。 修理の完了をもって示談としていいかという確認。車を直してもらえばいい私としては、異議はない。ついでに、修理費を聞くと100数万円、代車のレンタカー代が20数万円、合計130万円弱だそうだ。 改めて、自分にも責任のある事故は起こしたくないと思った。 さて、今日の記事。 日本古生物学会年会の際、見学した東北大学総合学術博物館・自然史標本館の記事第5弾。 実は、今回の化石が、同館で一番、興味を引かれたものだった。下画像の解説パネルに「囊頭類」(のうとうるい)とあるが、ピンと来ない方も多いと思う。 囊頭類は、シルル紀前期(約4億4千年前)~白亜紀末(6千6百万年前)の約3億6千万年間、主として低緯度の浅海域に生息した節足動物の一グループだという。他の甲殻類との関係については、諸説がある研究途上のグループだ。 東北大学総合学術博物館と南三陸町教育委員会によって、南三陸町に分布する下部三畳系大沢層から、3種発見された。うち1種は新属・新種、もう1種は新種、3種目は所属不明である。今回の発見は、アジア東部では中国南部に次ぐ2例目、下部三畳系ではマダガスカルでの産出に次いで2例目。 下画像は、新属・新種Kitakamicaris utatsuensesと、その詳細解説パネル。 囊頭類は、体全体(背甲)を甲皮に覆われ、その前縁(化石画像左側)に大きな複眼、腹部前側から長い足が出ている。脚の構造から見ると、獲物を抱きかかえるようにして、採餌したことが想像できる。 このキモカワ復元模型をみて、囊頭類ファンが増えることを確信している。 「北海道のアンモナイト~アルビアン編~」ついに編集完了! 限定受注印刷につき、10月25日まで、絶賛予約受付中。 上バナーをクリックして、もとろんさんのブログサイトから
by fossil1129
| 2018-10-11 18:20
| 化石と私
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Comments(10)
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jurijuri555 at 2018-10-11 19:54
愛車が直って良かったですね!
お互い(?)不幸な事故でしたが、反対の立場もわかるだけにイタイですね。 もたろんヤラレた方がイタイのはよーくわかりますが。 この微妙な可愛い生き物、なんじゃらほいなトコが萌えます。(笑)
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べーやん
at 2018-10-11 20:48
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のう頭類、おもしろいですね。変換でも出てこないです。
目がおおきくてキモかわですね!
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goodnodule
at 2018-10-11 21:20
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何の化石???と思いましたが凄い化石なんですね。解説の復元をみたら巨大ミジンコですね。実際、見つけても“なんや?これ?”くらいで終わるでしょうね。笑
囊頭類、初めて知りました。面白いですね。復元図をみても、興味深いです。キタカミカリスという学名もいいですね。私はこういうキモかわ系、結構好きです。
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kyuukoukinokuni
at 2018-10-12 09:59
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車直って良かったです。怪我がなかったのが一番かもしれないです。 のうとう類、いろいろ面白い生物、化石がいるものですね、初めてです。
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fossil1129 at 2018-10-12 11:26
jurijuri555さん
修理代、最初70万円ぐらいと聞いていたのですが、 ホイールの補修で80万円ぐらいになり、 結局100万円を超えたようです。一般用のレンタカーではありませんでしたが、さすが6週間となると20万円を超える料金になっていました。 じゅりあさんなら嚢頭類ファンになると思いました。
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fossil1129 at 2018-10-12 11:32
べーやん
嚢頭類の嚢は機種依存文字だったり、変換だけでも大変ですね。 発見・記載した東北大グループは、「ふくろ」と「あし」を使って、分かりやすい和名を考えたようですが、すでに『嚢頭類』という和名が使われていたそうです。
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fossil1129 at 2018-10-12 11:37
goodnoduleさん
キタカミカリスを含め、 goodnodule3種の化石が展示されていました。 特定の層準からは、そこそこ見つかるらしいです。 こういう記事を書くことで、未知の化石に出会った時の対応が変わることを期待しています。私も含めて。
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fossil1129 at 2018-10-12 11:41
モホロビチッチさん
新聞か、webかは覚えていませんが、 日本初の嚢頭類が、きたかみで発見されたという報道を覚えていました。 今回、東北大学総合学術博物館・自然史標本館で見られるとは思っていなかったので、感激しました。2日目のポスター発表の時、いろいろ教えていただけました。
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fossil1129 at 2018-10-12 11:45
kyuukoukinokuniさん
甲殻類は、未知のものもたくさんあると思いますよ。 湯浅の有名産地で見つかったパラエガ ヤマダイは、ワラジムシの仲間です。何か分からないものをしっかり持ち帰り、クリーニングすることで自分の名のつく化石発見につながります。
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