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2018年 01月 18日
年末、珍しくクジラの鹿の子や「ころ」が手に入ったので、「はりはり鍋」や「かんと炊き」を楽しんだ。
「はりはり鍋」とは、鯨肉と水菜をあっさりした醤油ベースのダシで食べる食べる料理だ。もちろん、安価な赤身を使ったのが庶民の味。赤身と脂身の混じった「鹿の子」で食べるのは、昔でさえ、少し贅沢だった。さらに、希少食材となった鹿の子は、なかなか入手できない高嶺の花となった。 「ころ」は、クジラの皮。 分厚い鯨皮は「かんと炊き」の大事なネタだった。薄味の多めのダシで煮る関東風おでんを「かんと炊き」と呼んだ。元々、関西では、もう少し甘みを効かせ、少ない目の煮汁で「おでん」に近いものを食べていたが、だんだん関東風のつゆダクになっていったようだ。 貧しい時代に、ねっとりとした脂身の皮クジラは、「ころ」として関西人の胃袋を支えた。
by fossil1129
| 2018-01-18 20:33
| その他
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Comments(6)
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kyukoukinokuni
at 2018-01-18 21:38
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コロというのですか、くじらの皮ですね。母が紀伊半島の出身のせいか子供のころよくクジラを食べました。よく食卓に並びました。コロとよばずクジラの皮と呼んでいましたが、かんとだきででてきました。
おいしっかたですね。今はくじらを食べることはないのですが、たまに売っているのは見ます。懐かしいです。
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kurosionoumiyama
at 2018-01-19 00:25
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子どもの頃は「クジラ肉」はどこにもある食材で、
魚屋さんにはコンクリートブロックほどの肉がいつも置かれていました、 学校給食のクジラカツ、クジラの竜田揚げ、クジラカレーが懐かしい、 今は貴重品でなかなか手に入りにくく、ここ数年食べていません。 独特の匂いも懐かしく思います、クジラのコロ、おばき?、百尋、 おいしい物ではありませんが、食べてみたいですね~
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fossil1129 at 2018-01-19 07:08
kyukoukinokuniさん
若い世代なのに、クジラを食べた経験があるというのは、お母様が和歌山のご出身だからでしょうね。 勤務校の近くの店では、冷凍ものを売っているので、この冬のうちに、もう一度、食してみようと思っています。
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fossil1129 at 2018-01-19 07:27
kurosionoumiyamaさん
昔、給食で鯨肉は、よく出ました。鯨カツ、竜田揚げ、ノルウェー風、醤油焼き…。 今や、調査捕鯨のものが、数年に一度くらい。そう言えば、ここしばらく献立に登場していません。食材費の高騰の影響もあるのかもしれません。 お化け、食べたくなってきました。 あ、皮鯨のことです(笑)
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りんぞう
at 2018-01-19 16:05
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「鯨のころ」って言うんですか・・稚内でも売っていますが、僕が最後に食べたのが高校の頃だったと記憶しています。
要はクジラの脂身ですよね。 僕は道南生まれなので「けんちん汁」にして食べさせられましたが、当時の僕の口には・・あまり合わなく美味しく頂いたという記憶はありません。 でも、今食べるときっと美味しい♪というかもしれませんね。!(^^)! ちなみに「けんちん汁」我が家では・・ゴボウや人参そしてコンニャクとかをいっぱい入れ、それに鯨の脂身を細かく切って醤油汁にしたものです。(味噌汁風味ってもある様です)
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fossil1129 at 2018-01-20 12:00
りんぞうさん
和歌山県と並んで、捕鯨基地網走のある北海道は、 クジラの流通が多そうだと、 勝手に想像していました。 昔は、乾物として売っていましたが、今は冷凍もあります。 もののない時代に食べた記憶で 「おいしい!」 と思っているだけかもしれません。 今の子どもたちが食べたら、どう感じるか、よく分かりません。 けんちん汁にすると美味しそうですね。その土地土地の味わい方があるのがうれしいです。 京都・鞍馬の河床料亭で、白味噌仕立ての椀ものに使って、練り辛子で味わったのも美味しかったです。
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