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みなさまのおかげで、何とか開設18周年を迎え、19年目に突入しました。超マンネリの上、皆さんの軸足がSNSに移行しています。私もSNSで記事を書いていますが、原点のブログの方も、ぼちぼちやっていきたいと思っています。
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2005年 10月 16日
仙人さんとnisittoさんが、コメントでネタ振りをして下さったので、2回連載で北海道化石産地事情を番外編としてアップする。
仙人さんが話題提供してくれたのは、結晶化だ。 左画像は、小平蘂川本流に注ぎ込む「Gの沢」(もちろんジャイアンツとは無縁)で採集したゴードリセラスだ。飴色に美しく気房部が残っている。 この産地からは、見事に結晶化したアンモナイトが産出する。2度目に訪れたときに見つけたユーパキは、風化していてグズグズになっていたが、緑色を帯びていて、『風化してなければ…』と心の底から悔やんだ思い出がある。ネクタイピンなどの装飾品に加工するので、どんなに小さなアンモナイトでも、捨てないそうである。だから、ノジュールが、コロンと落ちていることは、まずない。 このゴードリの断面が見えていたノジュールを持ち帰ったが、期待できそうになかったので、放っておいた。数年後に割ってみたら、この状態で出てきた。サントニアンだし、形態的にも、ゴードリセラス テヌイリラータムだろうか…。 ノジュール表面に見えていた部分が、川擦れしているのが残念だ。
by fossil1129
| 2005-10-16 20:34
| 想い出深い化石
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Comments(2)
色の付いた化石っていいですよね。
(素人っぽい発言で申し訳ありません。でも素人なんです。) 生きている時とは違う色なのでしょうが、生きている時がよりリアルに想像されます。しかも、しっかりへそまで綺麗に出ていますね。 ますます北の大地への夢が広がります。
Commented
by
fossil1129 at 2005-10-16 23:18
仙人さん。殻の残った化石は、やはりイイです。内部まで炭酸カルシウムで満たされているアンモは、もっとイイです。さらにイイのは関西のアンモナイトです。
産地に関係なく、ゴードリは、保存のいいものが多く、風化の具合でヘソまで一発分離することもよくあります。
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