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みなさまのおかげで、何とか開設18周年を迎え、19年目に突入しました。超マンネリの上、皆さんの軸足がSNSに移行しています。私もSNSで記事を書いていますが、原点のブログの方も、ぼちぼちやっていきたいと思っています。
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2017年 05月 25日
今回の「北のプー生活」で一番最初に訪れた産地は、太平洋に面したUK(もちろんUnited Kingdomではない)。
じゅりあさんとご一緒して 「じゅりちゃん、ゼッコーチョー」 と書いておられた日だ。 こんなノジュールを関西に送る訳にいかないので、レオパ横の空き地でパッカ~ン。 左画像(腹面観)で指し示したように、肋が板状に発達(黄色→)し、腹面に1対の強い突起(赤↓)、側面に1対の弱い突起(青↓)があった。 海のノジュールをはつり気味に叩いたので、きれいな象牙色の殻はほとんど反対側に行ってしまった。よく見てみると、棘は保存されているようだ。 さらに内巻も上画像のように残っていた。 こうなると「なんちゃってナウマニ」ではなく、「なんちゃってウラカワ」と改名しなくてはならない。 この産地でウラカワイテスは厳しいと思っていたが、10cm近いサイズのこんなのもいるということが分かった。まるっと含まれていたら、どんなに素晴らしい標本になっただろう。 あっ、殻が泣き別れで、私も泣いてしまっただけかも(爆爆) 追記:改めて福岡図鑑を調べてみると、Menuites naumanniのmicroconchに、同様の肋と突起のあることが分かった。螺巻の幅>螺巻の高さから考えても、「なんちゃってナウマニ」と考えるのが妥当なようだ。 (170525 23:40)
by fossil1129
| 2017-05-25 18:51
| 想い出深い化石
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Comments(2)
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アルビアン
at 2017-05-26 16:32
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こんにちは(^_-)-☆
なかなかのサイズですよね しっかりした保存でありますと一目瞭然なんですが ひと昔前は結構良いノジュールが多かったですが 皆さんのお宅に訪問しますと、これが浦河産? なんて素晴らしい物もありますよ(^_-)-☆ 昆布様に発破していた時期が良かったようです。
Commented
by
fossil1129
at 2017-05-26 18:34
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アルビアンさん
ナウマンさんに、棘のイメージがなく 板状の肋と4列の突起に舞い上がってしまいました凹 化石の更新が望みにくい地域なので 人間の手が加わらないと フレッシュな石が出ないのでしょうか? そんな条件があっても、行ってみたい産地です。
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