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みなさまのおかげで、何とか開設18周年を迎え、19年目に突入しました。超マンネリの上、皆さんの軸足がSNSに移行しています。私もSNSで記事を書いていますが、原点のブログの方も、ぼちぼちやっていきたいと思っています。
6130日連続アップを達成しました。 現在再開後311日連続アップです。 これからもご笑読、お願いします。 連続断酒記録更新中 本日で ノンアル 1094日 <ふぉっしる1129のブログ>に遊びに来て下さった方の数 北の夢想科学小説 『天・地・水・命』 -自然の恵み- 日本産白亜系二枚貝化石図鑑 化石採集記+α 石になる地のふしぎ キタカミ徒然/ボヘミやんの採集日記 海遊び山遊び 北の大地 アンモの欠片 北海道 @アンモナイト日記 化石のはなし macrowavecat現像室 my earth my world INTO THE NATURE 石拾いの日記 山岳、地学、時々音楽 アンモナイトとニッポニテスの部屋 化石初学者、ベルーガ アンモナイト王国~北海道の石たち~ ムササビ観察日記 化石のカケラ?うみさんぽ 異常巻きアンモナイト3D化石図鑑 ニッポノポンの化石ブログ kulifのブログ 最新のコメント
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2016年 04月 02日
1ヶ月ほど前から、アップしようと思っていながら、ついつい忘れたり、季節ネタを優先したりして、とうとう今日になってしまった。
この「大物」化石は、13年夏、M笠コニアシアンのSM沢でアンキロさんからいただいた骨の入ったノジュール。 少し自分でもやってみたのだが、予想通り、骨の表面が剥がれまくり!それを覚悟して進めなければならないのだが、骨のクリーニングに長けた方に委ねる機会があったので、お願いすることにした。 そうして、下画像の状態に仕上がった。棘突起の残った椎骨、半分溶けた椎骨、折れた肋骨。ノジュールの中から、見事、現代に蘇った。 椎骨の上下長と前後長の比から考えるとクビナガリュウのようだ。もちろん、時代的にみてもクビナガリュウが優勢な時期だ。 素晴らしいモサ全身骨格を有する和歌山県立自然博物館に寄贈することにした。
by fossil1129
| 2016-04-02 19:30
| 想い出深い化石
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Comments(12)
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ZX9-R
at 2016-04-02 19:42
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素晴らしい骨化石ですね。アンキロさんからプレゼントした旨のお話しを聞いていましたが、すごいのが出ましたね。私も骨化石を削ってみた事がありますが、かなり難しく、表面がボロボロ崩れました。そして寄贈されるなんて何たる太っ腹!
お仕事お疲れさまでした。今年はゆっくり楽しめそうですね。
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Macrowavecat
at 2016-04-02 22:19
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これは! 文字通り博物館級の標本ですね。
やっぱりギ酸をつかってクリーニングされたんでしょうか?
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fossil1129 at 2016-04-02 23:02
ZX9-Rさん
骨のクリーニングは、化石表面が多少剥がれても 平気でクリーニング進めないといけないと分かっていても びびってしまう悲しい性が…。 こんなのをポンと下さるアンキロさんこそ 太っ腹です。
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fossil1129 at 2016-04-02 23:06
Macrowavecatさん
これはエアチーチーによるクリーニングです。 骨のクリーニングにはもってこいの機材です。 ギ酸のクリーニングは、こまめなチェックと水洗いと樹脂によるレジストが必要なので、手間がかかります。 あ、今の私ならできる!
ほ、骨だ…とすぐわかる素晴らしい化石ですね! クリーニング前の画像も拝見しましたが、これ、エアチでクリーニングされたと知ってなお、そう信じ難い素晴らしい仕上がりだと思いました。
私なら、無理ですね。笑 クリーニングできなさそう&何の骨かワカラナイでしょうから、沢で見つけても同行者にプレゼントか、持ち帰ってもしばし積み石だろうなぁと思います。笑
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goodnodule
at 2016-04-02 23:33
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クリーニング前と後。。。良くなりましたですね。こんなに含まれていたんですね。クビナガリュウでしょうね。凄いですね。
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じゅりあ
at 2016-04-03 07:03
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すごーい!!カッコイイ。
こんなのを立派にクリーニング出来るなど技術もスゴイです。 それこそ骨が折れる作業でしょうに・・・。 でも寄贈されたとなると クリーニングした方も し甲斐があったでしょうね。 すばらしい。
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fossil1129 at 2016-04-03 10:29
hntさん
ご存じだと思いますが、エアチは コンプレッサーのパワーを上げれば、どんどん石を削れるし、パワーを絞れば細かい作業も可能です。 我が家の旧型エアチは、現在、ご病気なので、 なんとかしたいと思っています。 http://fossil1129.exblog.jp/1468197/ 双眼実体顕微鏡との併用で、硬い母岩に入った歯の化石もクリーニング可能です。
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fossil1129 at 2016-04-03 10:36
goodnoduleさん
死後、スカベンジャーにばらばらにされ、 一部集まった骨を核にノジュールが形成されたのでしょうか? 堆積したとき、一部溶けているようです。 goodnoduleさんの関節したモサの尾椎骨群こそ凄いです。
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fossil1129 at 2016-04-03 10:40
じゅりあさん
異常巻きアンモナイトのクリーニングも大変だと思いますが、 骨のクリーニングも大変です。 どうなっているのか分からないことも多いので、 想像できない方向に化石があって 壊してしまうこともあり得るからです。 寄贈者は、アンキロさんと私の連名にしてもらいました。
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もとろん
at 2016-04-03 11:31
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どぅももえす(+∀+)。。。。
も、もんげー....どえす(+∀+;)。。。もんげーにもほどがあるです。 素晴らしい技術と...根気です。クリーニングに関しては 根気も技術のうちということでしょか〜。 拙宅にも骨っこがこげな感じに入っているのがケッコーあるのですが、 まったく手をつけていまてん。。。ただいま2パーセントくらいやる気がUPしました!! fossil1129さんとアンキロさんとの連名なのですね(+∀+)スバラシーです〜。
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fossil1129 at 2016-04-03 14:23
もとろんさん
きっと、この石のクリーニングには、何10時間もかかっていることだと思います。 まさに、骨化石の場合、おっしゃるとおり >根気も技術のうち だと思います。 頭骨系なら、歯も混じっていたりするので、 かなりエキサイティングなクリーニングになりますよ。 あ、鯨骨群集ならぬ、長頸竜群集。 食べにきたツノザメとかの歯も出てくるかも…。 さらに0.2%アップしたでしょうか?
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