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2015年 11月 11日
秋に実をつけるウリ科植物として、スズメウリ、オキナワスズメウリを紹介したが、秋のウリ科野草を代表するものは、カラスウリだ。
下画像は、県境の峠のこちら側。花卉栽培の里の外れで撮影したもの。枯れあがった蔓にぶら下がっていた、朱色の実は、完熟期を過ぎ、シワシワになりつつあった。 傾斜が緩やかで、峠近くまで集落のある自宅側には、山のてっぺんまでカラスウリも見られる。一方、傾斜が急な峠の向こうには、山麓辺りにしか集落がなく、峠にはカラスウリが見られない。 この様子は、カラスウリは救荒作物として集落周辺に植えられたことを物語っている。
by fossil1129
| 2015-11-11 21:31
| 自然の中で
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Comments(2)
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アルビアン
at 2015-11-12 10:09
x
なるほどですね、植物の生息範囲からも
人との関わりがわかるのですね、興味深いです。 先日テレビのブラタモリで札幌の歴史について 150年前は二軒七人しか札幌にいなかったと いまは195万人全国5位の都市なんですよね 話が飛びすみませんでした
Commented
by
fossil1129 at 2015-11-12 21:21
アルビアンさん
雑木林は二次林です。 人の手と自然が共存している環境であることが、 カラスウリを通じて分かるのもおもしろいですね。 拙い私の記事を読み解いて下さって、ありがとうございます。 150年で7人→195万人って、驚きですね。
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