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2013年 04月 30日
和泉層群は、イノセラムスの産出が少ない。
北阿万累層マーストリヒティアンの採石場では、珍しくイノセラムスが多く出てくる。いや、正しくは出てきたというべきだろうか。 というのも、標本になるのは生で入っている場合のものなので、採石がストップして、泥岩の風化が進んだ現在は、かなり得難くなってきた。 元々、産出が少なかったので、それ以上に、得難くなったのが、下画像の化石だ。 イノセラムスに似ているが、二枚貝類(斧足類)ではなく、れっきとした巻貝(腹足類)なのだ。現生でいうとカサガイに似ている。 Anisomyon problematicusという種で、近いものとしては道北で多産する“Capulus”。 画像の上部にある殻頂部がお分かりいただけるだろうか? 割れ欠けた標本だが、次に出会えるのは、いつになるのやら凹
by fossil1129
| 2013-04-30 20:52
| 想い出深い化石
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Comments(10)
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ZX9-R
at 2013-04-30 21:16
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AnisomyonとCapulusは別物なんですね。古い本を見ると北海道産出のCapulusにアニソマイオンなんていう記載が時々見られました。
この標本もマストリの化石なんですね。最近すご~く気になっていますが、どの産地も厳しそうです。
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もとろん
at 2013-04-30 21:25
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どっも で ぃ〜す(+∀+)!!
...え..これ、アポロの仲間なのですか...(+∀+;)...??? ワタクシ、絶対に分からないです。御説明を読んで尚、二枚貝に見えちゃいます(涙)。凸部分の横にヒラッとしたのがあるので、アポロ系に見えないです〜。 初めてアポロが出た時、すっごい嬉しかったのですが、結構出るのですよね〜(笑)
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アルビアン
at 2013-04-30 21:47
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こんばんは~(^.^) イノセラムスは、北海道では、多産過ぎて、イノセラ採集なら100%可能です。マストは少ないですが、アニソマイオンは、中川地域や穂別地域で採集できます。こうした化石、大切ですね、カプルスも好きですよ~副産物は、私は大好きです。(^.^) 北海道、メインルートが通行止め、これは、頂けませんね
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apogon2
at 2013-04-30 22:10
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9cm強ありますか・・大きいですね。
私も一瞬イノセラかな・・と思いましたが、Anisomyonなんですね。 私がよく入るサントニアンでは人差し指大のCapulusが沢山産出します。いつもG・テヌイと一緒に出てきます。 ゴードリーと一緒に綺麗にクリーニングしてやろうといつも思うのですが、殻頂を残すのが難しく、アポロ司令船のようになってしまいます(笑)。
出逢った事があるような無いような...
全くの知識不足の私は、一目見てイノセラと判断し、放置していたかもしれません... もっともっといろいろ知ると見る目も変わってくるのですが... 反省です。
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fossil1129 at 2013-04-30 23:23
ZX9-Rさん
この類の研究は進んでないので、 私のような素人には、それまでの報文の通りに書くしかありません。 カプルスも何種類かあるようですが、 この化石はそれとはずいぶんフォルムが違います。
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fossil1129 at 2013-04-30 23:27
もとろんさん、
この画像でも、殻頂の後方(画像の上方向)にひらひらがあるので 蝶番がないのがお分かりいただけると思います。 カサガイの仲間らしくないのですが、やっぱり二枚貝ではないです。 初めて系の化石げっちょした時は、うれしいですね。 道北のカプルスなんかも、その典型です。
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fossil1129 at 2013-04-30 23:31
アルビアンさん
和泉層群だから少ないのか、堆積環境から少ないのか よく分かりません。 和泉ではカンパニアンの地層からもイノセラの産出は少ないです。 アンモだけでなく、いろんな化石を採集して、知見を広げたいものです。 化石ハイウェーの通行止めヤメテー\(´。`;)ノ 一日も早い復旧を願っています。
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fossil1129 at 2013-04-30 23:34
apogon2さん
これは大きい個体ですね。 もとろんさんの弁を借りると“ひらひら”部分が大きいので、 9cmサイズになっているのかもしれません。 これくらいあると、腹足を刺身にしたり、煮付けにしたりすると それなりにお腹をみたしてくれそうです。
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fossil1129 at 2013-04-30 23:42
仙人さん
殻頂を見ると猛禽のくちばしのようにとがっています。 現地でこの部分が分かると、イノセラと間違わないと思います。 割れ欠けた標本しかないので もう少し、保存のいいものをげっちょしたいです。
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