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みなさまのおかげで、何とか開設18周年を迎え、19年目に突入しました。超マンネリの上、皆さんの軸足がSNSに移行しています。私もSNSで記事を書いていますが、原点のブログの方も、ぼちぼちやっていきたいと思っています。
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2011年 08月 19日
1日目午後、O町サントニアンの沢に入ってすぐに気づいたのが、下画像の赤い実だ。沢を歩くということは、水の流れる一番低いところから、斜面を見上げることになるので葉の下に隠れるように実っているこの果実に目がいったのだろう。
【追加画像】 「何の実やろ?」 記憶を繰ってみたが、全く初めて見る植物で、図鑑で見た記憶もない。平行葉脈なのでユリ科植物らしい。帰宅してから、山と渓谷社刊のフィールドブックスの「春の野草」「夏の野草」などのユリ科を調べてみても該当のものは載っていなかった。 そこで、便利なインターネットに頼ってみた。「ユリ科」「赤い実」で検索すると一発で植物名が分かった。 「オオバタケシマラン」 自宅の「北海道の野の花」(北海道新聞社)を開いてみると、さすがこの本には掲載されていた。漢字で書くと大葉竹縞蘭。ランとあるが、もちろんユリ科植物だ。6月頃、目立たない花を咲かせるようで、実が小ぶりなタケシマランという種もあるようだ。 本種は花柄が蕾の時からカールしていて、実が大きくなってくると途中の関節から曲がっている点で区別できる。実も面長だ。また、葉が茎を巻き込んでいることで、花や実がなくても見分けることができる。 本州中部以北から北海道に分布するということなので、私にとっては身近かでない植物だ。 赤い、美しい実に心が洗われる思いだ。
by fossil1129
| 2011-08-19 18:57
| 自然の中で
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Comments(10)
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りんぞう
at 2011-08-19 20:07
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これは・・あっちこっちの野山で幼い頃からよく見かけていました。
しかし植名は・・まったく・・・・ ただ、実はグミに似ていて美味しいそうなんですが 食べられないと聞いていましたよ。(笑) オオバタケシマランっていうんですか・・・今まで生きてきて 初めて知りました。よかったです。
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ゆぅ
at 2011-08-19 20:37
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お久しぶりです!
おお、これはグミ?と思いましたが…違うのですね~。 赤い実を見ると、どうしても食べたい衝動に駆られます(笑 誘惑が上手な植物だなぁ。 (いや、私が食いしん坊なだけか…)
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fossil1129 at 2011-08-19 22:24
りんぞうさん、
さすがてっぺんの街ですね。 本州中部でも亜高山帯からしか見られないようです。 調べてみても、食べられるという記述はどこにもありませんでした凹
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fossil1129 at 2011-08-19 22:27
ゆぅさん、
お久しぶりです。 グミのようで思わず食べてしまいたくなりますが、 どうやら、食べられないようです。 「私を食べてよ!」 っていう植物に危険なものも結構あるようです。 人も同じでしょうか(爆爆)
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apogon2
at 2011-08-19 22:28
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こういう赤い綺麗な実を見るとつい・・「食べれるのかな~」と思ってします意地汚い私です(笑)。
でもりんぞうさんのコメントを読むと美味しいのだけど食べられないみたいと書いてありますが・・遅効性の毒でも入っているのでしょうか・・。 食べて暫くしてからお腹が下ったら厭ですね(笑)。
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fossil1129 at 2011-08-19 22:49
aopgon2さん、
私も同じです。ついつい食べてみなくなったのですが、 ユリ科にはサポニンやコルヒチンなどを含むものもあることが 頭の片隅にあったので 二の足を踏みました。 見れば、見るほど愛らしい実ですけどね。
私も仮にフィールドで見かけたとすると、首を傾げてしまいます。
ユリ科の葉っぱと赤い実が結びつかず、違和感を感じます。
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fossil1129 at 2011-08-19 23:22
仙人さん、
ユリ科、赤い実といえば、 サルトリイバラぐらいしか浮かばないでしょ。 (分類上、ユリ科でないとする立場も多い) ところ変われば、いろんなものに出会いますね。
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kurosionoumiya
at 2011-08-20 20:25
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私これ食べました、北アルプスの高天原小屋に宿泊した時です。
タケシマランやオオバタケシマランはユリ科なんですよね、 新芽の部分でしたが、おひたしや味噌和えで出されましたもの、 雪解けとともに群落が見られ、何処のでもある食材みたいです。 実は食べたことありません、新芽は甘くぬめりがあり美味です。
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fossil1129 at 2011-08-20 21:14
kurosionoumiyaさん
ユリ科なのでよく似た葉は多いので 何ともいえませんが、 若芽は美味しいかもしれませんね。 地元の方は、美味しく食べられるものをよく知っているので 教えてもらいたいことがたくさんあります。
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