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2010年 06月 10日
北海道には、関西にも分布するタテハチョウもいるのだが、関西在住の私にとって、北方系成虫越冬タテハはあこがれの一つである。
今回は、クジャクチョウ、シータテハ、エルタテハ、コヒオドシの4種を撮影することができたので、紹介したい。 まずは、クジャクチョウ。 クジャクのオスの尾羽根のような眼状紋が特徴的な、あでやかな種だ。滋賀県の伊吹山付近以北に分布するチョウで、関西では見られない種だ。 次は、シータテハ。 関西の低地にも分布するキタテハに似ているが、後翅表面の外縁に青い紋がないので区別できる。翅の外縁がギザギザで傷んでいるように見えるが、本種秋型の特徴だ。後翅裏面にある小さなCの紋が学名と和名の由来となっている。西日本では、山地性となり、なかなか出会えないチョウだ。 3種目は、エルタテハ。 本種も関西の低山地に分布しているヒオドシチョウに似ているが、本種は中部以北にしか分布していない。中部地方では1000m以上の山地に行かなくては見ることができない。 エルタテハの後翅には青白い縁取りがないことと白紋のあることで区別できる。後翅裏面にある小さなLの紋が和名の由来となっている。 最後は、コヒオドシ。 和名は小さなヒオドシチョウという意である。本州では、1300m以上の亜高山帯まで上らないと見られないチョウで、高山チョウとされるぐらいだ。しかし、北海道では、低山地にも分布する。 あと、キベリタテハも撮影したかったのだが、残念ながら今回は、出会うことさえできなかった。北方系のタテハチョウ5種に一種だけ足りなかった。 擦れてキレイではないが、北の厳冬を木の洞などで過ごして命をつないできた強者たちだ。
by fossil1129
| 2010-06-10 21:19
| 自然の中で
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Comments(4)
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apogon2
at 2010-06-10 23:04
x
なるほど、シータテハのシーは海(sea)ではなくてアルファベットのCからきているのですね。う~ん、勉強になります。
今までフィールドで蝶なんて気にも止めませんでしたが(失礼!)、こうして名前の由来をいろいろ解説して頂くと、次回蝶達に会ったときにちょっと親しみがわきますね。
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by
fossil1129 at 2010-06-10 23:49
apogon2さん、
木の洞などで静かに越冬するため 閉じた翅が見える裏面は、いずれも地味な色になっていて、 霜や氷の粒が体につかないように 毛むくじゃらになっています
びっくりしました~!
こんなタテハを4種も!!! すごいところですね、北の大地は!! ますます思いは募ります。
Commented
by
fossil1129 at 2010-06-11 20:41
関西在住の仙人さんや私が
北のチョウに異国情緒を感じるように、 道産子の方は、 アオスジアゲハ、ジャコウアゲハなんかに 異国情緒を感じるかもしれませんね。 >ますます思いは募ります。 お連れあいへのアピールのような気がします。 北のアンモ産地を踏破される時期も近いのでしょうか?
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