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みなさまのおかげで、何とか開設18周年を迎え、19年目に突入しました。超マンネリの上、皆さんの軸足がSNSに移行しています。私もSNSで記事を書いていますが、原点のブログの方も、ぼちぼちやっていきたいと思っています。
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2005年 04月 10日
化石を採集してきただけでは標本にならない場合が、ほとんどである。
多くの場合、化石本体は一部を除いて母岩に覆われている。だから、余分な石を取り除いて、全体像が見えるようにしなければならない。これを整形作業とか、クリーニングとか呼んでいる。 「クリーニングは、どんなもの使ってるの?」 化石仲間同士でよく話になる。もっとクリーニングが上手な人、いや神がかり的なクリーニングをする人もいるので、下手な私なんぞの講釈を聞きたくないかもしれないが、おつきあい願おう。 クリーニングの基本は、小さなハンマー(上写真:中)で、とがったチスタガネ(上写真:上)を使って、根気強くコツコツと余分な石を取り除いていくことである。保存の良い化石ほど、化石面できれいに分離する。化石本体に余分な衝撃を与えて、割れるのを防ぐため、サンドバッグや厚く敷いた雑巾の上、小さい化石の場合は手のひらの上などに置いて作業する。小さな石はタイルニッパー(上写真:下)で、はさんで割ると、一発で化石面が出てくることもある。ちなみに、上写真の化石は兵庫のT氏宅から、『強奪』してきた淡路のパキディスカスの部分である。 さて、クリーニング用のチスタガネだが、そんな都合の良いものが売っていないので、誰もが自作している。私は、鉄工用ドリルの先を、グラインダーでとがらせ、クリーニング用に使っている(下写真)。 かたいノジュールに入ったアンモナイトのクリーニングをすると、頻繁に先がとんだり、丸くなったりするので、かなりの数を用意し、こまめにとがったものに換えながら使用している。ソファーのスプリングの鋼を使っている人もいると聞いたこともある。 そして、もっと必要なものが根気である。 私には、それが一番足りないのが辛い! 注1…クリーニング(2) 注2…クリーニング(3)
by fossil1129
| 2005-04-10 17:47
| 化石と私
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